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Animal Topics

ペットとの健康で素敵な毎日に必要な情報を発信。病気のこと、予防対策のこと、飼育のこと、しつけのことなどさまざまな情報を随時お伝えしていきます。

フィラリア症ってどうやってうつるの?

@フィラリア症のワンちゃんの体内ではこんなことが起こっています
フィラリア症になっているワンちゃんの心臓の中には、30センチほどもある「フィラリア」という寄生虫が住んでいます。フィラリアは心臓の中でオスとメスで交尾を行い、卵ではなく「ミクロフィラリア」という目に見えない0.3ミリくらいの小さな子虫を産みます(この虫のことを“L1”と言います)。ミクロフィラリアは血液の流れに乗って全身を回りながら、蚊が血と一緒に自分を吸ってくれるのを待っています。ミクロフィラリアは蚊の体内でないと次の段階に成長できないため、もし蚊に吸われなければこのまま死んでしまうからです。

A体内で成長します
蚊に吸われたミクロフィラリアは蚊の体内で2段階の成長をします(L1→L2→L3)。この成長にはおよそ2-3週間かかると言われています。そしてL3に成長したフィラリアの子虫は蚊が再びワンちゃんの血を吸うときにその唾液と共に皮膚の中に入り込みます。

フィラリア予防のお薬ってどんな効果があるの?

フィラリアのお薬はフィラリアの子虫が皮膚にいる間(L4)に殺し、心臓の中にフィラリアがたどり着かないようにするものです。お薬を飲ませる前に必ず血液検査をして、フィラリア症に感染していないことを確かめます。なぜかというと、そのお薬はミクロフィラリアも殺す効果があるため、もしフィラリア症のワンちゃんにそのお薬を飲ませてしまったらその子の血液中にいるミクロフィラリアが死んでしまいます。するとそれが詰まってしまい血行障害をおこしてしまう可能性があるからです。

飲ませる時期っていつからいつまでかなぁ?

寒くなってくると「もぅ蚊は出ていないから・・・」と、お薬の投与を止めてしまう飼い主さんもいますが、寒くなってもいつ最後の蚊がワンちゃんを刺したかわかりません。特にこの遠賀郡はフィラリア症になっているワンちゃんが多い地域で、最後の一ヶ月を投与しなかっただけでフィラリア症になってしまったワンちゃんもたくさんいます。

よってお薬を飲ませる期間は、蚊がミクロフィラリアを吸い込んで、ミクロフィラリアが蚊の中で成長して、また他のワンちゃんの皮膚の中に入り込む時間を考えて・・・

『蚊が出てから1カ月後 から 蚊が出終わってから1カ月後 まで』  ということになります。

ここ遠賀地域では5月頃からお薬を飲ませ始めますが、大切なのは11月〜12月あたりまでしっかりお薬を飲ませきることです。そうすることで、もし季節の最後に出現した蚊にワンちゃんが刺されたとしても、フィラリアが心臓までたどり着かないように確実に駆虫することができるのです。