手術について

避妊・去勢手術の基礎知識

避妊・去勢手術ってどうやってするの?

手術費用は?

手術の時期は?

手術に危険性はないの?

発情期はなくなるの?

手術すると、病気予防になるってホント?

手術すると、肥満になりやすいってホント?

犬や猫の性格は変わるの?

手術の流れ

問診・検査

手術前日

手術当日

入院

退院

自宅看護

抜糸

避妊・去勢手術の基礎知識

『ペットは大切な家族の一員』そう考えるオーナーにとって、避妊・去勢手術の実施は大きな悩みの一つといえるでしょう。 その悩みを解決する手段として、以下のQ&Aを参考にしてみてください。

Q.避妊・去勢手術ってどうやってするの?
避妊手術、去勢手術とも全身麻酔により行ないます。
避妊手術では、卵巣、又は子宮・卵巣の両方を摘出します。手術時間は一時間ほどで終了します。
去勢手術の場合は睾丸を摘出します。手術時間は約20分ほどです。

Q.手術費用は?
オスの去勢手術は猫の場合11,425円〜、犬の場合は体重によってことなり14,285円〜となっています。メスの場合お腹を開ける手術になりますので、去勢手術と比べると費用は高くなります。
詳しくはこちらをご確認ください。

Q.手術の時期は?
避妊も去勢も、通常生後6〜7ヶ月以降に行なわれることが多いでしょう。
手術をする年齢に制限はありませんが、老齢になると麻酔のリスクも出てくるため、若い時期のほうがより安全です。
なお、メスの場合、初回発情前に手術を行なうと、乳腺腫瘍の発症を高い確率で予防できます。
また、発情を迎える前に手術を行なった方が、性ホルモンが関係する病気になる可能性が低くなると言われています。

Q.手術に危険性はないの?
全身麻酔で行なう手術ですから、麻酔に対する危険性は少なからずあります。
また、肥満体型や老齢も手術の負担を大きくする原因となります。
体調・体格・時期・年齢をよく考慮するためにも、手術をする際には獣医師に相談してみましょう。
また、メスの場合、発情中の手術は出血が多くなるので、避けた方がいいでしょう。

Q.発情期はなくなるの?
言うまでもなく発情期はなくなります。それに伴いメスは発情出血・特有の行動・鳴き声などが、オスは発情中のメスに反応して起こる特有の行動・鳴き声などがなくなり、ケンカやマーキングも少なくなると言われています。

Q.手術すると、病気予防になるってホント?
メスは卵巣と子宮の病気・乳腺の腫瘍の予防に、オスは前立腺・精巣・肛門周辺の腫瘍などの病気の予防になります。
また、5歳以上になるとホルモン性の高齢疾患にかかりやすくなりますが、その予防にも有効で、寿命が延びるともいわれています。

Q.手術すると、肥満になりやすいってホント?
確かに手術前と同じ量の食事では、太る傾向にあるようです。
しかし、この問題は、飼主さんが食事の質や量を調整することで予防できますので、手術に対する不利な点として数えるほどのことではありません。

Q..犬や猫の性格は変わるの?
発情による気持ちの高ぶりがなくなりますので、結論としておとなしくなったように感じる飼主さんもいらっしゃるようですが、もともとの性格が変わることはありません。問題行動が軽減する可能性はありますが、解決はしないことを理解してください。

手術の流れ

「避妊・去勢手術をするとなると、具体的にはどうしたらいいの?」という新たな心配が現れます。 そこで、続いては手術の流れをご説明します。これはあくまで「いまこが動物病院」での手順です。 動物病院によって多少異なる場合もありますので、詳しくはかかりつけの先生とよくご相談ください。

1.問診・検査
まず、診療時間にご来院ください。健康診断を行なって、健康状態、年齢、体格、時期などによって、適した手術の日を決定します。
場合によっては術前の血液検査をすることもあります。
・手術当日までの注意事項をお伝えします。
・血液検査をした場合、その結果によっては手術ができないこともあります。

その場合は、検査で悪かった所の治療を優先します。
その後、治療により検査結果の改善を確認してから再度手術を検討します。
健康体といえど、より安全・安心に麻酔をかけ手術をするためにも、手術前の検査をおすすめします。

2.手術前日
手術前日の夜ご飯を食べ終えたら、食事を引き上げて、絶食を始めます。
かわいそうに感じるかもしれませんが、安全に手術を行なう為に、必ず守ってください。

3.手術当日
当日の朝ご飯と水も必ず抜いてください。
もし朝ご飯を食べてしまったら手術を行なうことはできない可能性もあります。
※お腹の中に食べた物が残っている時に、麻酔の副作用で嘔吐してしまい、呼吸困難になる恐れがあるためです。
もし食べさせてしまった時は、必ずお伝えください。
手術当日は朝9時〜10時の間に来院してください。
手術は、午後1〜4時の手術時間に行ないますので飼主さんは病院でお待ちいただく必要はありません。
お迎えの日時は手術の内容によって異なりますので、入院時にお伝えします。

4.入院
オスは基本的に日帰りです。
メスはお腹を開ける手術のため、手術が終わって麻酔から覚める時間帯の様子とその後の体調、
手術部の状態を確認できるよう、通常1泊お預かりします。手術後には飼主さんに無事終了した連絡をします。

5.退院
お待ちかねのお迎えです。
手術日から約7日後が抜糸の予定日です。
内服薬や患部に塗るお薬は基本的にはありません。
お風呂に入れないこと、激しい運動は控えること、食事の量や回数についてなど、いくつか気をつけていただきたいことを退院時にお話します。

6.自宅看護
退院時の注意点をよく守って、抜糸の日を待ってください(猫の去勢の場合は抜糸がありません)。
この時期に食欲や元気がない、便がゆるいなど、普段とは違うことが一つでもあれば、「様子を見る」事はしないで、すぐにご相談ください。

7.抜糸
来院時の予約は必要ありませんので、抜糸予定日の診察時間にご来院ください。
なお、当日にご都合が悪い場合は、抜糸の予定日より遅らせて来院してください。
抜糸と同時に運動制限、食事管理など、改めてお話します。
わからないことがあれば、その時にご質問ください。

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